大学生のバイトはコールセンターがおすすめ!働くメリットと実態を解説
コールセンターが大学生のバイトにおすすめな理由とは
飲食店やアパレルなど、さまざまなバイトがありますが、忙しい大学生にはコールセンターバイトがおすすめです。理由は以下の通りとなっています。
- 時給が高く稼ぎやすい
- シフトが柔軟に組める
- オシャレを楽しめる
- 色々な世代の方と交流できる
- 快適な職場環境で働ける
それぞれ解説していきます。
時給が高く稼ぎやすい
コールセンターのバイトは、居酒屋やアパレルのような接客バイトよりも比較的時給が高く、稼ぎやすい特徴があります。
ビジネススキルや一定の知識が求められる分、時給を高めに設定されているコールセンターがほとんどです。24時間体制のコールセンターで深夜の時間帯は、さらに時給が高く設定されています。インセンティブ制度を導入しているコールセンターもあるので、限られた時間の中でも効率よく稼げるのです。
また、研修が充実しているため、未経験でも高時給でスタートできます。学費や奨学金返済でお金を稼ぎたい大学生には特におすすめといえるでしょう。
シフトが柔軟に組める
シフトが柔軟に組める点もコールセンターバイトがおすすめの一つです。
コールセンターは、シフト制を導入しているオフィスが多く、勤務時間が自己申告制となっています。接客業のように「土日などの繁忙期には必ず出勤」のようなルールはありません。
また、短時間勤務OK・週3勤務OKのような自由度の高いコールセンターもあります。講義やサークル活動で忙しい大学生も働きやすい環境といえるでしょう。
コールセンターには24時間体制のオフィスもあるため、深夜や早朝にも働けます。シフトが固定ではないため、勤務時間を融通しやすい点は大学生に適した職場といえるでしょう。
オシャレを楽しめる
コールセンターで働きつつ、オシャレを自由に楽しめる点もおすすめである理由の一つです。
飲食店バイトの場合、衛生管理が求められる食品を扱っているため、従業員には清潔感が求められます。そのため、派手なヘアカラーやネイルは基本的に禁止である店舗が多いです。
一方で、コールセンターは直接お客様と対面しないため、服装や髪型、ネイルについても自由である場合が多いです。一般的にイメージされるオフィスワークとは違い、普段通りの服装で出勤できます。学業やバイトを両立しつつ、オシャレも楽しみたい大学生に特におすすめです。
色々な世代の方と交流できる
コールセンターでは、色々な世代の方と交流できる特徴があります。
コールセンターには学生だけでなく、子育て中の主婦・主夫、フリーター、定年退職後のセカンドキャリアなど、色々な世代の方が働いています。同世代が多い職場も賑やかで魅力的ですが、違う世代の方と話してみると、自分の知らなかった世界が見え、視野が広がるのです。
一人一人の人生や価値観に触れることで、自分を成長させるきっかけになります。将来どのような道に進むべきか悩んでいる大学生におすすめです。
快適な職場環境で働ける
快適な職場環境で働ける点もおすすめである理由の一つです。
コールセンターは、長時間座ったままお客様の応対をしながらパソコンの操作を行うため、集中力が欠かせません。従業員が快適に過ごせるように、オフィス空間や休憩室において、リフレッシュできる空間が作られています。
オフィスにもよりますが、休憩室には冷蔵庫や電子レンジ、自販機が設置されており、息抜きできる空間が作られています。専用の喫煙ルームもあるため、喫煙者も煙草を吸わない方も働きやすい環境です。
コールセンターで働くうえでのデメリット
時給が高いだけでなく、シフトが自由など魅力的な部分が多いコールセンターですが、デメリットも存在します。コールセンターに応募する前に、コールセンターの現状や厳しさを把握しておきましょう。
クレーム対応がきつい
コールセンターで働くうえでのデメリットとして、クレーム対応があります。
コールセンターで勤務をしていると、お客様からクレームを受ける場合があります。理不尽な内容や、怒った口調でクレームを言うお客様もいるため、慣れるまでは辛く感じるでしょう。
しかし、クレームそのものの頻度は非常に少ないです。お客様は悩みや相談があって電話をかけてきています。正確な内容で、丁寧にご案内すれば怒られません。
どうしてもクレームが酷く対応の難しい場合は、SV(スーパーバイザー)に相談して、対応を代わってもらえる場合もあります。一人で抱え込まず、すぐに相談する意識を持てば、クレームへの恐怖心も薄まるでしょう。
専門的な知識が必要
専門的な知識が必要な点も、コールセンターのデメリットです。
お客様へ正確に説明・案内ができるように、商品やサービスの幅広い知識を身に付けておかなければなりません。大学の勉強もある中、覚えられるか不安に思う方も多いでしょう。
しかし、すべてを一気に覚える必要はありません。ご案内中にわからない点があれば、電話を保留にしてマニュアルを確認しましょう。SV(スーパーバイザー)を呼んで指示を仰ぐのも一つの手段です。覚える内容が多い分、自分が今まで知らなかった知識も身に付く学びの場所でもあるのです。
座りっぱなしになってしまう
座りっぱなしになってしまうのも、コールセンターのデメリットの一つです。
コールセンター業務は、お客様を電話で案内したり、パソコン操作をしたりするのが基本です。ほぼ座りっぱなしの姿勢になるため、腰痛や肩こりを引き起こす可能性があります。
また、長時間座りっぱなしでいると、血行不良が起こり、脚の静脈に血栓ができやすくなります。その結果、血栓が血液中を流れ、肺に詰まって肺塞栓を誘発させる「肺血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)」を引き起こしてしまうのです。
発症させないために、血行を悪くしないための対策を取り入れましょう。こまめな水分補給のほか、ときどき立ち上がってストレッチを行うと血行が改善されます。禁煙・禁酒も効果的です。
大学とコールセンターバイトを両立させるには
コールセンター勤務を長く続けるには、大学の授業やサークル活動との両立が大切です。
ここでは、自分に合ったコールセンターを選ぶための重要なポイントを3つ紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
仕事内容を把握
コールセンターに応募する前に、仕事内容を確認しておきましょう。
コールセンターの業種は、大きく分けて2種類あります。
- インバウンド
商品やサービスのお問い合わせについてご案内する業種です。お客様に寄り添いながら問題を解決するため、感謝のお言葉をいただく場合もあります。 - アウトバウンド
商品やサービスをご案内するためにこちらからお客様へ電話をかける業種です。1日に何件も電話をかけるため、忍耐力が必要になりますが、目標を達成できた時にやりがいを感じられるでしょう。
どちらも仕事内容が異なるため、応募する前にどちらの業種になるのか確認しましょう。
関連:『【心配無用】コールセンターにノルマはなし!働くメリットも解説』
給与や待遇を確認
給与や待遇について確認するのも重要なポイントです。
給与が高く設定されている場合、覚える内容が膨大であったり、対応する件数が多すぎたりするなど、業務で苦労する可能性が高いです。特に初心者は、高い時給にとらわれないように注意しましょう。
また、下記の待遇についても面接時に確認しましょう。
- 目標を達成した際の報酬(インセンティブ)
- 交通費の上限
- 有給の取得日数
聞きにくい質問ですが、働くうえで重要なポイントです。きちんと確認しましょう。
勤務地までの通いやすさ
勤務地までの通いやすさも、コールセンターを選ぶ重要なポイントの一つです。
まずは自宅から出勤するのか、大学からそのまま出勤するのかを決めましょう。バイクや自転車、公共交通機関など、交通手段でも通いやすさが変わってきます。最寄り駅や駐車場など、面接時に忘れずに確認しましょう。
また、勤務地が遠い場合、出勤時間も考慮しないといけません。交通費も全額支給されるとは限らないため、なるべく近くのコールセンターをおすすめします。
コールセンターバイトは就職にも役に立つ!
コールセンターのバイトは稼げるだけではありません。給与を貰いながら就職活動に役立つスキルも身に付けられるメリットがあります。
どのようなスキルが身に付くのか紹介していきましょう。
ビジネススキルが身に付く
コールセンターで働くと、ビジネススキルが身に付きます。
コールセンターでは、お客様を案内しながら内容を入力していくのが基本です。そのため、自然とタイピングスピードが上がっていきます。また、早く処理を行うために、ショートカットキーも自然に覚えるようになるのです。
敬語や正しい言葉遣いは、研修中にも学びますが、先輩オペレーターの対応内容を耳にする環境にいるため、自然と身に付いていきます。コールセンターは、社会人としてのビジネススキルが自然と身に付く職場環境なのです。
コミュニケーション能力が上がる
コミュニケーション能力が上がるのも、コールセンターで働くメリットの一つです。
ビジネスシーンでは、電話対応のみならず、上司や取引先とのコミュニケーションが欠かせません。そこで求められるのがコミュニケーション能力です。
コールセンターは、声のみで接客しなければなりません。お互いの顔が見えない分、正しい情報をわかりやすく伝えなければならないため、コミュニケーション能力が自然と身に付きます。
また、ご年配の方にはゆっくりと、お急ぎの方には迅速なご案内など、臨機応変に対応できる力も身に付きます。コミュニケーションが苦手な方も、慣れてくると自然と身に付けられるスキルなのです。