主婦におすすめ!夜勤の仕事7選|メリット・デメリットなども解説

公開:2024/02/27 更新:2024/03/22
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「夜勤の仕事に興味があるけど、本当に日中の仕事より収入は上がるの?」

「どんな仕事が夜勤でできるの?」

このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。


夜勤での賃金アップは、法律で決められている義務です。


この記事では、夜勤の賃金や夜勤のメリット・デメリット、また女性におすすめの夜勤の仕事について解説します。夜勤の仕事を探す際のポイントも理解できる内容となっていますので、ぜひご覧ください。

夜勤の仕事とは


はじめに、夜勤の法的定義や、労働時間の規制について解説します。

就業後のトラブルを回避するためにも、夜勤が法律上どのように定義されているのかを理解しておくことは重要です。ぜひ参考にしてください。

時間帯と賃金の定義

夜勤の時間帯と賃金については、労働基準法第37条で下記の通り定められています。

  • 時間帯:午後10時〜午前5時
  • 割増賃金:25%以上
1回の勤務時間の一部が午後10時を超えた場合でも、深夜手当として割増賃金が発生します。

休憩と休日の扱い

夜勤の休憩時間は、日勤と変わらない時間が法律で定められています。

労働基準法第34条に基づき、使用者は「実働6時間を超える場合は45分、8時間を超える場合は1時間以上」の休憩を与えなければなりません。

また、休日についても日勤と同等の基準が設けられています。労働基準法第35条で「0〜24時の休日を週1回」もしくは「4週間に4回」と労働基準法第35条で定められています。

夜勤の仕事には2パターンの働き方がある


夜勤の働き方には、大きく分けて「固定シフト制(夜勤専属)」と「交替制」の2パターンがあります。

それぞれの働き方を詳しく解説しますので、どちらの働き方が自分に合うか検討する際の参考にしてください。

固定シフト制(夜勤専属)

夜勤限定で働く勤務形態を「固定シフト制」または「夜勤専属」といいます。

労働契約を結ぶ時点で、勤務時間は夜間に限定して契約します。そのため、日勤などほかのシフトを担当することはありません。

働くのは必ず夜勤の時間帯となるため、交替制に比べると生活リズムが一定になり、夜勤未経験者もスムーズに馴染めるでしょう。ただ、ほかのシフトとの交替はできないデメリットもあります。

交替制

交替制には「2交替制」と「3交替制」があります。

2交替制は、勤務時間帯を日勤と夜勤に分ける勤務形態で、24時間稼働している工場などで取り入れられている場合が多いです。

3交替制は、24時間を3つのシフトに分けて交替で働く勤務形態です。コンビニやホテルなどで取り入れられており、3交替制は主に日勤と準夜勤、そして夜勤の3つに分かれます。

女性におすすめの夜勤の仕事


夜勤の定義や働き方について解説しました。

ここからは、女性におすすめの夜勤の仕事を紹介します。体力の負担が少ない求人や、未経験でも応募できる求人を中心にピックアップしましたので、求人探しの参考にしてください。

コールセンター

コールセンターで夜勤業務を設けているのは、24時間対応のホテルやロードサービス、クレジットカード会社などの対応窓口です。

顧客からの問い合わせ対応が中心で、トークスクリプトやマニュアルがあるため未経験でも安心して働き始められます。

コールセンター業務の深夜帯は、日中に比べて問い合わせ数が減る傾向にあります。そのため、日勤よりも業務負担が少ないので初めての方でも働きやすいでしょう。

ホテルスタッフ

ホテル業務のなかでも、フロント係や客室係の宿泊部門では夜勤があります。

フロント係は、各部屋の清掃業務やセッティングも担当する場合もあります。平日の夜勤は、比較的落ち着いた業務が可能です。夜勤が初めての方でも、気軽に始められる仕事の一つです。

コンビニスタッフ

コンビニの夜勤スタッフは、レジ打ちや品出し、発注業務などを行います。店舗によって任される仕事の範囲はさまざまです。必ず応募時に確認しましょう。

コンビニはほとんどが24時間営業です。夜勤のアルバイト人材は継続的に需要があるため、採用されやすく長期で継続される傾向にあります。早く夜勤を始めたい、長く続けたいと思う方にぴったりでしょう。

夜間清掃

オフィスや病院、ショッピングモールなどの営業終了後に、無人となった店舗の清掃を行います。

日中の人がいる時間帯では清掃できない場所(机やいすの下など)の清掃がメインです。比較的静かな環境で働けるため、集中力を高めながら仕事ができるでしょう。

人とのコミュニケーションが少なくなるため、独立した作業が好きな方には向いています。

データ入力

夜勤のデータ入力は、24時間体制でデータ処理が必要な企業で需要があります。例えば、24時間稼働する流通センターや工場などです。ネットショッピング需要の高まりに比例して、特に流通センターでのデータ入力は求人数が増えています。

深夜の静かなオフィスで、集中してデスクワークができます。

お弁当製造スタッフ

お弁当製造スタッフは、コンビニエンスストアなどに納品するお弁当を製造します。お弁当製造の経験がなくても、教育があるため未経験でも始めやすい仕事の一つです。

夜間ならではのゆとりあるペースで業務を習得できることや、食に関する知識・技術が身につくことがメリットです。コツコツした作業が好きな方や、料理が好きな方に向いています。

ファミリーレストラン

深夜営業や24時間営業のファミリーレストランでの夜勤も、女性におすすめです。

日中に比べて来客数が減るため接客業務は少なく、フロア清掃や機械の洗浄などがメインといえるでしょう。チェーン店はマニュアルが整っているので、初めてでも仕事を覚えやすいです。

夜勤で仕事をするメリット


夜勤で働くメリットは3つあります。

  • 25%の割増賃金が追加される
  • 深夜は比較的業務量が少ない
  • 人手不足で採用されやすい
各メリットについて、一つずつ解説します。

25%の割増賃金が追加される

先述したように、午後10時〜午前5時の勤務には25%以上の割増賃金が義務付けられています。

例えば、時給1,500円の仕事なら、夜勤の場合は25%が加算されるため時給1,875円です。日勤で6時間働いた場合は9,000円ですが、夜勤の場合は同じ6時間でも11,250円となり、その差は2,250円です。

労働時間が同じでも、日勤より給与が高くなるのは夜勤の最大のメリットといえるでしょう。

深夜は比較的業務量が少ない

夜勤は日勤に比べて業務量が少ない点もメリットの一つです。

例えば、コールセンターでは日中に比べて夜間の方が問い合わせが少ない傾向にあります。また、コンビニやファミリーレストランの接客であれば、深夜帯は客足が減るので自然と対応する数も減ります。

ゆっくり仕事を覚えたい、黙々と仕事をこなしたい方に夜勤はぴったりといえるでしょう。

人手不足で採用されやすい

夜勤は深夜から早朝にかけての勤務のため、就業を希望する方が少ない傾向にあります。その一方で、コールセンターやコンビニなど、夜間も人手を必要とする業種は少なくありません。多くの企業が、夜勤の人材確保に頭を悩ませています。

夜勤の人手は需要がある一方で希望者が少ないため、未経験者でも採用されやすく、すぐに仕事を始められるメリットがあります。

夜勤で仕事をするデメリット


夜勤のメリットを紹介しましたが、夜勤で働くのはデメリットも存在します。

デメリットは夜勤の仕事を否定的に考えるためではありません。採用後のギャップを減らし、前向きな気持ちで仕事を始めるための参考にしてもらえれば幸いです。

慣れないうちは体調を崩しやすい

夜間に活動すると、人間本来の「日中活動して夜間に眠る」サイクルの逆になるため体調を崩しやすくなります。

リズムの変化が体内時計に影響するため、浅い眠りや慢性疲労などが生じるかもしれません。

ペースをつかんでくると体も慣れてくるので、最初のうちは夜勤明けに睡眠をたっぷり取るなど体調管理の徹底を心掛けましょう。

深夜は公共交通機関が使えないこともある

通勤の時間帯によっては、公共交通機関が使えない場合もあるので注意しましょう。

通勤手段が徒歩の場合は、人通りの少ない時間帯のためセキュリティが心配です。冬場は寒さが厳しい時間帯でもあります。体調管理により気をつけましょう。

職場によっては、夜勤の従業員用に送迎バスやタクシーを手配してくれるところもあります。応募や面接の際に、交通手段について確認するとよいでしょう。

夜勤の仕事を選ぶ際のポイント


夜勤の仕事選びの際にチェックしたいポイントは3つあります。

  • 夜勤のサポートがしっかりしているか
  • 勤務先までの距離は適切か
  • 自分がやりたいと思う仕事内容か
一つずつ解説しますので、求人を見る際の参考にしてください。

夜勤のサポートがしっかりしているか

夜勤は日勤よりもスタッフが少ないので、トラブルが発生した際のサポートが重要です。万が一の事態に備え、どのようなサポート体制となっているのかを事前に確認しましょう。

業務マニュアルにはトラブル発生時の対応がどのように記載されているのかの確認や、夜勤のスタッフの人数を把握すると安心です。

勤務先までの距離は適切か

勤務先へ到着するまでに乗換えが何度もある、勤務先までとにかく遠いなど、通勤に負担がかかると疲れてしまいます。通勤時間の長さに疲れてしまうとモチベーションが上がらず、せっかく始めた仕事が続かなくなってしまうかもしれません。

出勤や退勤の予定時刻に公共交通機関を利用できるのか、公共交通機関以外の通勤方法があるのかも確認しておきましょう。

自分がやりたいと思う仕事内容か

どのような仕事でも、やりがいを持って仕事ができると長続きします。

やりがいを感じるためには、求人選びが非常に大切です。求人選びの際は「本当にやりたい仕事か」「自分の適性にあっているか」をよく考え、時給の高さや、自宅からの距離だけで選ばないように注意しましょう。

仕事の選び方については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

夜勤の仕事には在宅のコールセンター業務がおすすめ


夜勤のコールセンターの仕事は時給の高さだけでなく、完全在宅の求人も多いのでおすすめです。

完全在宅であれば、通勤のストレスがなく、家事や育児と両立できるメリットがあります。

コールセンターは、深夜の時間帯は比較的業務量が少ないため未経験の方にもぴったりです。立ち仕事が苦手な方やストレス耐性がある方、人と話すことが好きな方に向いているでしょう。

また、評価制度が整っているため、キャリアアップを目指せるのもコールセンター業務の魅力の一つです。

まとめ


収入アップを目指して早く働き始めたい方にとって、夜勤の仕事は魅力的な選択肢といえます。

夜勤の仕事はさまざまありますが、なかでもコールセンターは時給の高さだけでなくキャリアップも狙える仕事です。完全在宅の求人もあるので、家庭との両立もしやすくおすすめです。

PR市場には完全在宅のコールセンター求人が豊富にあります。気になる方はぜひ検索してください。
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